ファイナリストスペシャル対談2020.12(後編)
今月からマンスリーでお届けするつもりの(笑)ファイナリストスペシャル対談の第1弾(後編)です。引き続きお相手は、第5期ファイナリスト、ANAパイロット(機長)の白壁弘次さんです。楽しすぎてたっぷり2回分のボリュームになっちゃいました。ファイナリストしか話すことができないファイナリスト談義をお楽しみください!
※対談の様子は動画にも収録していまして、記事の最後にて閲覧できます
13年ぶり!来年秋の第6期宇宙飛行士選抜試験!
内山 今年の10月23日に文科省とJAXAから来年の秋の宇宙飛行士選抜試験、我々の次なので第6回目、第6期の選抜試験を行います、という発表がありましたね13年振りに。13年振りに行うということで、ずばり白壁さん受けますか?
白壁 受けません(笑)。
内山 僕もね2万パーセント受けませんって一応言ってるんですけど。
白壁 そうですよね(笑)。どっかで聞いたような。
内山 やっぱりね…そうですよね(笑)。どう…聞いた時どう思いました?
白壁 聞いた時は「おっ」とは思ったんですけど、やっぱり「もう受けられないな」って思ったんですよね。うん。やっぱり年齢的なところもありますし、一回整理した心をまたもう一度あの時のところまで持っていけるかな思ったのが最初に思ったところですかね。
内山 僕もねちょうどこの本の原稿を書き終えた翌々日ぐらいなんですよ。そのあとがきまで書いて「よし終わった」と思った翌々日にニュースが出て、僕もびっくりして(笑)。
白壁 いや、知ってたでしょう(笑)。
内山 いやいや(笑)。本当に偶然なんですよ。
白壁 タイミング良すぎて(笑)。 絶対(本)売れるってこれ(笑)。
内山 本当に偶然で驚いて。で、ちょっと書き足したりとかしたんですけど。12年前に募集が10年振りにあった時に聞いた時の気持ちとはやっぱり違うなと。すごいワクワクはしたんですけどね。でも自分に入ってくる気持ちはだいぶ違うなって。
白壁 そうですよね。多分あの頃がピークだったっていうのが自分達も分かってるっていうのもありますよね。年齢的な適性な年齢っていうかね。いろんな条件が整ってた当時とは違い過ぎるな、というのがね。
内山 なかなかね、間がね。どんどーんと。
白壁 空き過ぎましたよね。
内山 前後と空いたっていうのはね。なかなかまあ、我々がコントロールできる部分じゃないし、しょうがないかなっていうところはね、やっぱりありますけど。
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