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内山 崇
1975年新潟生まれ、埼玉育ち。2000年東京大学大学院修士課程修了、同年(株)IHI入社。2008年からJAXA。2008(~9)年第5期JAXA宇宙飛行士選抜試験ファイナリスト(10名)。宇宙船「こうのとり」フライトディレクタ。2009年初号機〜2020年最終9号機までフライトディレクタとして、9機連続成功に導く。現在は、新型宇宙船開発に携わる。趣味は、バドミントン、ゴルフ、虫採り(カブクワ)、ラーメン。宇宙船よりコントロールの効かない2児を相手に、子育て奮闘中。
Twitter@HTVFD_Uchiyamaにて有人宇宙開発情報発信中! 

2020年10月23日、文科大臣及び若田飛行士より衝撃の発表が行われました。
「2021秋頃に、月探査で活躍する新しい宇宙飛行士の募集に向け準備を開始します」
前回2008(~9)年に行われた第5期から13年。第4期〜5期が10年、それよりも間が空いた。長かった。。。ぼくの周りでも待ち続けていた人は多かったです。

ぼくは、第5期での宇宙飛行士挑戦とその後の12年について、Web連載、書籍化に向けて最終編集を行っているタイミングでした(です)。JAXAから下記の資料を発表していますが、これまでよりもオープンに、そしてより幅広く募るスタンスを表明、実際の募集より1年も前からの発表となりました。これはあらゆる面で素晴らしいことだと思います。

JAXA発表資料はこちら。
    ↓↓↓
https://www.jaxa.jp/press/2020/10/files/20201023-1_requirement01.pdf

このタイミングは、まもなくの野口飛行士のISS長期滞在、来年の星出飛行士(ISS船長)、NASAが主導する月探査アルテミス計画への参画表明などなど様々な要因を考慮して行われてたものだと推察します。
たまたまですが、ぼくが区切りをと思って書き進めている手記とタイミングが一致したこともあり、より広くそして多くの方に、この宇宙飛行士への挑戦をしてもらえるよう後押しし、宇宙に抱く特別感を払拭、敷居を下げ、より日本における宇宙活動を活発化させることに一役買うべくnoteをはじめます!
もうちょっと先にと考えていたので、現時点かなりの見切り発車です。生暖かい目で見守りつつ、ささやかにでも応援いただけるとモチベーションにもつながります。どうぞよろしくお願いいたします!

★宇宙兄弟Official Web連載『宇宙飛行士選抜試験〜12年間 語ることができなかったファイナリストの記憶〜』(2020/6/16~12/15, 毎週火曜日更新)

★自身初の書籍『宇宙飛行士選抜試験 ファイナリストの消えない記憶』発売(2020/12/5)(Kindle版も同時発売)
Web連載から全編校正、新たな書き下ろしコラム含め、グレードアップしてお届けしています!