宇宙飛行士選抜試験の正体 実はめちゃくちゃ大事なこと⑤ ~”セレクト・アウト”をくぐりぬけよ②~
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宇宙飛行士選抜試験の正体 実はめちゃくちゃ大事なこと⑤ ~”セレクト・アウト”をくぐりぬけよ②~

~”セレクト・アウト”をくぐりぬけよ②~
2/18のJAXAオンラインイベントはご覧になられたでしょうか?
間口を広げ、誰もがチャレンジできる選抜になることは、まだ検討中とはいえ方向性としてはそうなっていきそうです。ということは、選抜過程において、基礎となる能力を測っていくことになるでしょう。つまり、“セレクト・アウト“フェーズでの競争が激化することになります。
“セレクト・アウト”を潜り抜けるためには、英語試験および一次試験にあたる選抜への対策を強化しておくべきと言えるでしょう。今回は一朝一夕ではいかない英語習得についてぼくが苦労した実体験などを紹介いたします。

英語(語学習得)の極意

宇宙飛行士選抜試験において英語は重要です。
なぜならば、英語が世界の共通言語であり、様々な国籍の他国の宇宙飛行士と意思疎通するため、そして訓練の過程においても、コミュニケーション手段として必須だからです。宇宙飛行士として生きるためには避けて通れません。もちろん、選抜されてからも継続的に頑張ることを大前提として、訓練を受けるにあたって支障ないレベルであることを、選抜段階で求められます。
「日本で働くなら日本語覚えてね」と同じレベルで、「宇宙で働くなら英語覚えてね」というわけです。自動翻訳などの技術はこれからも上がっていくでしょうが、リアルタイムで命のかかるやり取りをしなければならない宇宙飛行士に対し、英語がいらなくなる日は来ないと思っていいでしょう。(かなり優れた翻訳機ができたとしても!)

第5期選抜試験では、最初に書類審査+英語試験でセレクト・アウトが行われました。その中でも、英語試験はひとつのハードルになっていました。

ぼく自身、実は“英語が苦手“でどうしたら英語ができるようになるかをずっと考える学生時代を過ごしていましたので、ここでは”ぼくの長年に渡る苦労とそこからの気づき”をお伝えしたいと思います。語学習得に近道はない、という話ではありますが、苦労している方こそぜひ読んでいただければと思ってさらけ出します(笑)

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宇宙飛行士選抜試験の正体 実はめちゃくちゃ大事なこと⑤ ~”セレクト・アウト”をくぐりぬけよ②~

Takashi UCHIYAMA/内山崇

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\(^o^)/スキありがとうございます!
2008(~9)年第5期JAXA宇宙飛行士選抜試験ファイナリスト。宇宙船「こうのとり」初号機よりフライトディレクタを務め、9機連続成功に導く。現在、新型宇宙船開発に携わる。趣味:バドミントン、ゴルフ、虫採り(カブクワ)。宇宙船よりコントロールの効かない2児を相手に、子育て奮闘中。