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宇宙飛行士編 第1章 宇宙飛行士を目指すってどうすればいいんだろう?①(課題あり)

新年度、新学期がはじまりました🌸
ベールに包まれがちな宇宙飛行士選抜試験ですが、2回続いたNHK密着効果もあってある程度の情報が出てくるようになりました。「隠す事が正」という時代が長く続いたこともありましたが、ぼくはある程度オープンにすることはとても良いことだと思っていて、そのことによって選抜試験の質も本質的な意味で向上することにつながると思うのです。そのことによって単なる”対策”ではなく、総合人間力向上を目的として自分の人生を全力で努力して全うしようとし続けることが、宇宙飛行士への道につながることなるということだと思います。そして、その先にあるゴールは、決して宇宙飛行士だけではなく、今はまだ見えていないあなたの可能性を大きく広げた先にあるまったく想像していない新たなものかもしれません。(2023.4.2)

マンダラチャートを作ってみよう

まず最初にぼくが作ったマンダラチャートを紹介させていただきます。これを見てしまうとインスパイアされてしまうということもあると思うので、あえてあまり見ずに作るというのももちろんアリだと思っていますが、今回はぼくのマンダラチャートの不完全な点を題材にしつつ、みなさんオリジナルのX年後に向けた目標達成シートを作ってきましょう。

これは自分自身で目標達成するために必要な小目標をいくつも設定していくというプロセス自体に非常に大きな価値があります。目標と自分に間にある差分をしっかりと分析し認識し、それを埋めるために必要なことを具体的に設定する、もちろん完全なものではないでしょうから、途中で見直しても全く問題ありません。Updateを重ねながらも、地道に努力を積み重ねていくことで、少しずつ目標に近づいていくというものです。

注)宇宙飛行士を題材としていますが、中心のおくのはそれぞれの方の目指す目標で構いません。目標が何であっても共通要素は多いかもしれませんね。

マンダラチャート(内山作, 2020)
大目標である「宇宙飛行士」に必要な8項目を設定。その8項目それぞれ、それを達成するために必要となる8つの要素をさらに設定する。すると全部で64項目の小目標が設定でき、そのひとつひとつを達成していくと夢に近づいていくという目標設定チャート。

宇宙飛行士マンダラチャート (c)Takashi UCHIYAMA, 2020


マンダラチャートへの追加提案

ぼくのマンダラチャートに足りないものを白状します。
ぼくが必要だと思う宇宙飛行士資質として必要な要素の列挙はされているのですが、そのそれぞれの小目標を(どのように)(いつまでに)(どのレベルまで)達成するかの目標設定に必要な要素が欠けています。

例えば、2番の「オペレーションスキル」にある「状況把握」ってどうやってスキルアップするの?という疑問がわいてくるかもしれません。5番「精神力」の「冷静沈着」ってどうやって身につけるの?とも思われるでしょう。

みなさんが実用的に目標達成のために使うためには重要なポイントが欠けているわけです。そこをしっかり補った完全版のオリジナルマンダラチャートを作っていきましょう!

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